【精密根管治療】他院から依頼されたファイル除去
芦屋の歯科「朝日ヶ丘タカハシデンタルクリニック」院長の高橋です。
他院で以前治療した左下奥歯が噛むと痛むとのことで感染根管治療(やり直しの治療)を開始するも根管充填で使うガッタパーチャを除去するとファイル(治療で使うやすり)があり治療が進まないとのことでご紹介頂きました。
ファイルはステンレススティールもしくはニッケルチタンの金属製のものが多く、滅菌して使っていると金属疲労で破折することがあります。
デンタルレントゲンの撮影とマイクロスコープで覗くと近心舌側根管にファイルが確認出来ました。
ファイルは同じ根管(近心舌側根管)に2本あり、始めに上の約1.5㎜のファイルはすぐに除去できましたがその先のファイルが約0.5㎜大でなかなかマイクロスコープを用いてもすぐには見つかりませんでした。
超音波で慎重にファイルがありそうな内側を削るとようやくファイルを確認でき除去することができました。
その後は、通法に従い根管の穿通を確認し、根管拡大および根管充填を行いました。
ファイル除去は年間を通してもそんなに多い症例ではありませんが、一度折れたファイルを除去するのは簡単にいかないことも多いです。
まずはファイルが折れないように十分に注意し治療することが大切だと感じた症例でした。
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